ラブライバーへと至る道

6月 27th, 2013 No Comments »

■ラブライブ!公式
http://www.lovelive-anime.jp/

前エントリで書けなかった続きです。
今やすっかりラブライバー、しかし最初からのめり込んでいたわけでも無条件で飛び込んだ訳でもなかったのです。むしろ当初はかなり懐疑的であったにも関わらず、これほど防衛ラインを突破されるコンテンツは近年珍しいパターンでありました。
その辺りを振り返りつつ「ラブライブ!って最近話題だけどどうなの?」という向けへの理解の一助にもなれば幸いです。

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■そもそもラブライブ!って何?

設定上は、生徒数減から廃校の危機に瀕する学校をスクールアイドル活動で学生集めて救うのが目的。
企画としては、ユニット名募集や次回シングルのセンター決定総選挙など、ファンがプロジェクトの方向性に介入出来る余地が多々存在する。
3年間の活動で発表した楽曲は50曲以上という本格的なアイドルプロジェクトで、アニメーションキャラ・担当声優による二軸展開でのダンスパフォーマンスも魅力の一端。
2013年1月~3月TVアニメ1期、2014年4月~TVアニメ2期予定。2014年2月にはさいたまスーパーアリーナ2daysワンマンライブ予定。

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■1stの頃(2010年8月)



殆ど全く見向きもしていなかったというより、目を向けている余裕がなかったというのが正しいところです。当時はアルトネリコのポータルサイト運営がまだ続いており、旧FF14がサービスイン目前(発売後園芸R50カンストまでプレイ)、アイドルマスターの2が発表されたとかそういう時期でした。ウチはあんまりいっぱい手を広げられる方じゃないんです。
企画開始とCD発売の報は見た記憶がありますが「電撃G’sがまた女の子だらけの新しい企画始めたか」以上の印象ではありませんでした。担当声優も公開されていませんでしたし、どことなく絵がやぼったいのも興味を惹かれなかった一因であったように思います。
この時期で既に目をつけていた先人ラブライバーは本当に凄い。


■2度目のスルー(2011年秋~2012年冬)



次に目に留まったのは、シングル3rd~4thの頃。
この辺りから絵のやぼったさが抜け今に近い状態に。ラブライブ!のシングルPVは5分程度のところに30分アニメ1本分並の予算が投入されているのだそうで、その分作画は大変細かいのです。CGとの融合も高いレベルでまとまっています。が、技術や予算だけで良い悪いは判断出来ません。それにPVだけ見ていても背景的な部分がちんぷんかんぷんなんですね。G’sマガジン読んでいれば話は違って来るのですが、どうしたものかと思っている内に追いかけるのを忘れてしまいます。


■アニメ放映開始(2013年1月)



年が明ける前の12月辺りからはtwitterのTL上でもぽつぽつと話題になり始め、「μ’s New Year LoveLive! 2013」に参加する人らもチラホラと。ちょうどこの頃、モーレツ宇宙海賊のヨットレース以後回・SAO全般など原作付きアニメにガッカリしていた事と、一方でストーリー原作が存在しないアイドルアニメとして直近に観ていたAKB0048の印象が良かった事情があり、ラブライブ!は後者側なのでとりあえず試しに録画をしてみたのです。そしたら、第1話の最後でいきなりインド映画みたいに歌って踊り出した。
これは一体どう捉えればいいのかと相当困惑していたところに、ベストアルバムが発売すると知ります。

▼μ’s Best Album Best Live! collection
http://www.lovelive-anime.jp/release.html#cd18

31曲+歴代シングルPVの作画修正&フルHD版がつくのであれば、興味はそれほどなくても誰でもお買い得とわかります。このタイミングで発売仕掛けて来たランティスの作戦勝ちですね。一瞬で店頭在庫が壊滅、メーカー在庫もなくなり難民が発生したのも話題になりました。しかしここでもまた、素直には進みません。

これは事後の発言ですが、ウチは全般的に物事の咀嚼が遅いんです。なので、いくら品質が良くても大量摂取すると気持ちが悪くなってしまう。良いものは良い、で正しく評価出来なくなるんです。ほとんど全曲入りCDを買って最初は半分も聞いていない時期が、上記の通り1週間続きました。
ちなみにここから3話の間までにはこんな発言もしています。

まだ完全にアニメと中の人を切り分けています。いやね、中の人まで興味持って火傷するような事は、こっち方面に年季入ってるとあるわけじゃないですか、色々と。自己防衛なしに突っ込むピュアさを置いてきた程度にはウチもおっさんなのです。


■転機その1(アニメ3話)



2曲目の挿入歌が3話で登場。既にOP/EDとあわせて新曲4曲目というペースのおかしさと、「絶対ライブ成功させるんだ!」と言って実際やってみたらお客さん殆どいなかったという展開に「ああこのアニメって日常系では済まさないんだな。本気で観なきゃいけないな」というのを悟る事となります。最初から日常系で始まるようなモラトリアムなアニメはウチ好まないので。ある程度話が進んだら脱線回があってもいいとは思いますけどね。
続く4話でμ’sメンバーは6人に増え、1年生組のかわいさにやられ始めます。3回目のライブが開催されると聞き、先行抽選券が封入されるBD1巻購入を決めたのもこの辺り。ただし、またしても二の足を踏むのですがBDマラソンする気まではありませんでした。本気で観なきゃいけないな、とは思っても計5万円くらいになるBDマラソンするだけの価値があるかどうかは判断しかねていたのです。いちいち躊躇しまくってますね。でも情報はこの辺から集めようとはしています。

今にしてみれば両方共必読本。特にリスアニ10.1は1stライブについてアツく書かれています。とは言えライブも行ければいいなあくらいで、まだ中の人まで踏み込む勇気が持ててはいませんで、読んでも響いてはいない時期でした。


■転機その2(アニメ8話)
6話でまた挿入歌を挟み「やべえ何だこのアニメ…」と思いながら迎えた8話。この回は1stシングル「僕らのLIVE 君とのLIFE」のリメイクに近い作りで、アニメ制作陣の本気度に完全に打ちのめされた以下実況抜粋。

1stPVで立ち位置がワープしているカットがあるんですが、TVアニメでは違うカットでそれをやって来たんですね。どう見てもわざと。思えばラブライブ!の世界に引きずり込まれた理由は、ことある毎に繰り出される「色んなところで本気」だからだったのですが、最も強烈に打ち付けられたのがここ。殆どやらないTVアニメBDマラソンを決意し、放送の翌日には7巻まで予約がここで確定。


■ラブライブ!完結記念語り尽くし会開催へ
http://twitter.g.hatena.ne.jp/kei-an/20130304/1362375435

上記とほぼ同じタイミングで、初期からかつ重度のラブライバーであるけいあんさんにこんな話をしています。それを受けて、けいあんさんが翌週にエントリを立ち上げました。これに関してウチが主催ではなく機材面のサポートに回ったのは「ウチには人を集める人徳がない」上に「ラブライバーとしては新参者」であったから、が理由です。

プロジェクタを買ったのは、この会を無事に済ませるためでした。


■転機その3(New Year Live視聴)

出るCDも本も都度購入しながら、それでも中の人への興味はここまで一貫して防衛をして来ました。この間2ヶ月とちょっと。ところが、最終話先行上映&「μ’s New Year LoveLive!」フィルムライブイベントに当選してしまったんですね。ここで、μ’sの魅力が2次元だけではないのだと理解する3回目の転機到来。






うまい事上下の動画でタイミング合わせてみて下さい。
ラブライブ!はアニメでダンスがあったらそのままライブで完全再現する前提で、それを試聴版ではない状態で初めて観たのがこの最終話先行上映会の時だったのですが「えっ、これずっと動きっぱなしじゃないの?」と。全員ダンサーで食ってるわけでもないのに、何だかとんでもない事をしているというか、声優にやらせる域を明らかに越えている。これライブ動画ちゃんと観なきゃだめじゃん! と気付かされます。


ラブライブ!完結記念語り尽くし会はTV最終話放映の翌週に開催されました。この会もウチにとってはここに至るまでで欠かせない要素です。みんなで同じものを見て違う感想を生で共有する、そういう機会を2桁人数で経験したのは初めてでしたし。この流れが前エントリの、ライブビューイングで大所帯を組む事に繋がるのです。
そして今に至る。

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まとめ。

・またG’sの女の子いっぱい企画? → おまけなんかでなく音楽活動ありきで動く、本格アイドルプロジェクトだった
・初期の絵がやぼったい → 3rdあたりからイイ感じに
・TVアニメのどこが凄いのか → 平均2話に1回は挿入歌がある異様な頻度、ダンスシーンも殆どに用意され作画への入れ込みもTVアニメとしてはかなり気合が入っている(と思う)
・曲とCDがいっぱい出ている → アニメ以前ならベストアルバム1つでほとんど揃う
・中の人を分けて考えたい → むしろ2次元3次元が同じユニット名で、アニメでのダンスも完全再現する同期がμ’sの真骨頂。振付は明らかに声優がこなす量と規模を越えている
・いい年してアイドルとかそんな → プロジェクトを動かしている方もおっさんなんだ! 気にすんな!

最初から好印象だった点なんてひとつもなかったです。それがプロジェクトの展開そのものまで含め様々なところが本気で「これは本気でやって来ているんだから、ちゃんと向きあわなければいけない」と見方を覆されて来ました。本気で取り組んでいない商業プロジェクトなんかないと思いますけど、ラブライブ!の場合は、こちらの気持ちが揺さぶられ続けるくらいに度を越して本気過ぎたんですね。

当初のウチと同じくらい懐疑的でも、今からでもきっと入って来れると思います。ライブも2期もまだ時間はありますしね。来年2月、一緒にさいたまスーパーアリーナで盛り上がりましょう。その前にチケット取れないと話にならないけどなー(;´д`)
ではまた。

ススメ→NEXT LoveLive! (3rd&JAM2013 report)

6月 23rd, 2013 No Comments »

今までラブライブ!の話をblogの方ではあまりしていなかった感じですが、その分もまとめてとばかりに今回は長めのお届け。

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■ラブライブ!公式
http://www.lovelive-anime.jp/
■μ’s 3rd Anniversary LoveLive!
http://www.lovelive-anime.jp/sp_3rdlive.html

パシフィコ本会場のチケは取る事が出来なかったものの、ライブビューイングが全国で開催との事でそちらで参戦して来ました。ウチにとってはμ’sのライブ参加はこれが初めてになります。
いやもう “とんでもない何か” でした。過去2度の単独ライブを経た9人のパフォーマンス完成度は更に高いものへ。変化はね、動きだけじゃなくて見た目にも出ているんですよ。見るからに痩せたとか筋肉増えてるとか努力の跡が滲み出ているんです。このコンテンツでのライブパフォーマンスがどれだけ激しいかを物語っており、それでもなお全力の向こうを魅せるべく積み重ねて来たエネルギーの奔流がステージの上から満ち溢れていました。
そんな豪速球を投げてこられたら、観客も全力で返すわけです。”みんなで叶える物語”、この関係こそがラブライブ!で、時には気持ちが溢れすぎていて歓声がうねりのようになっていることも。そしてそれは本会場だけでなくスクリーン越しに観ているライブビューイング会場も同じだったのです。ちゃんと届いてましたよ。空間を越えて。


▼セットリストまわり
今回の構成はTVアニメを意識している、というのは1曲目に「僕らは今のなかで」を持って来た時点でわかってはいたものの、アニメ最終話の全員版だけでなく3話で挿入された3人版「START:DASH!!」を、更にこの1曲のためだけに衣装までアニメときっちり合わせて来たのには驚きました。なおこの時の三森さん、歌い始める前まで下を向いているんですね。「アイドルなんかやめようと思っていた」と後に語る海未そのままがそこに居て。でも3話と違って、お客さんはこんなにいっぱい居るんだって。もうこの辺からこみ上げるものが我慢出来ず。

ライブドラマを挟んで次に流れたのは「これからのSomeday」。これは7人で構成された曲だけども、歌い終えて次の曲に行く前に(作中この時点ではμ’sに入っていなかった)エリチカ・希のメルヘンチック衣装も用意されているサプライズで会場大歓声。また「輝夜の城で踊りたい」「WILD STARS」では今まで以上の本格的な振付で、会場からは「おおお…」と感嘆の声も上がるほど。
アンコール前最後の衣装は「No brand girls」のもの。この曲は数多くのラブライブ!の曲の中でも特に縦ノリを意識していて、会場のコールも一段とヒートアップ。ウチも大好きな曲です。目指す場所は今より高く、チャンスは離さず壁は壊して打ち倒して未来を見せているってまんま今のμ’sですもん。もう力の限り跳ねるペンライトを振り回す。

だんだんやばくなる涙腺の決壊はアンコールの “後” に来ました。公式には「きっと青春が聞こえる」が最後の曲で、メンバー退場用に「僕らは今のなかで」のオケ版が流れたところを観客が自然発生的に歌い出して、メンバーが振り返り号泣しながら一緒に大合唱ってね。この流れ自体だけでも感動ものだけど、1stライブの最後が「僕らのLIVE 君とのLIFE」をみんな歌ってね! ってメンバーの側から観客に投げてたじゃないですか。あれのお返しを1年4ヶ月ぶりに逆の流れで返したんだって思うと、もう…。今だってこれ書きながら泣きそうになってる。
ああ、奇跡の虹ってここにあったんじゃないかって。そうして3時間に渡るライブは終演したのでありました。

そういえば今回は少人数のユニット曲が控えめだったのが割と印象的でした。全員名義であるところのμ’s曲が12、多人数扱いとみなして「これからのSomeday」を足すと13。足しても足さなくてもこの数は過去最大で、多人数のダンスが増えるということはそれだけ合わせが困難になって必要な練習量という事。それであの完成度だもんなあ…。
ああ、早くディスク化されて観直したい。


▼Next Project
http://www.lovelive-anime.jp/sp_nextproject.html

若干話が前後しますが、会場のテンションが瞬間最大風速を記録した瞬間は多分このNext Project発表の時でしたね。そもそもラブライブ!はTVアニメありきのプロジェクトじゃありませんが、とは言え大規模な企画がひとつ終わってしまうと次に大きなものをすぐ動かすのは大変だから、それなりには落ち着くんじゃないのかって思ってしまう。そんな浅はかな予想を吹き飛ばす発表は、まるで突風のようでありました。
既報の6thシングル発売、ユニットシングル 2nd session3ヶ月連続リリースに加えこの日発表になったのは、

・第3弾:PS VITAにてリズムゲーム化決定
・第4弾:μ’s⇒NEXT LoveLive! 2014 ~ENDLESS PARADE~ さいたまスーパーアリーナ2days開催決定
・第5弾:TVアニメ第2期 2014年春放送予定

どれ1つをとっても特報級。なのにこれをバーン! バーン! バーン!と一挙3連発。観客の声が止むのも待たないものだから、歓声に歓声が重なってもはや轟音のような異様な雰囲気に。
次回ライブも今の勢いならSSAくらい行けるだろうと予想出来た人は結構居たでしょう。しかしまさかの2days、これでもまあ余裕でチケ埋まるんだろうな、という辺りが恐ろしい。2期発表にしたって劇場版か2期はあるだろうなとは予想出来ても、放映終了から終わってから2ヶ月半というこのスピードには度肝を抜かれた人も多いのではないかと思うのです。
発表その瞬間、自分はと言うと感情の方がついていけず、また若干のラグの後わき起こる感情もどこへ向けていいのかわからない状態に陥っていました。今まで色々なコンテンツに触れてきた中でも、これほどのものはなかなかあるもんじゃないですね。
いやほんとすげえわ。本気過ぎる。


▼ライブビューイング
http://www.lovelive-anime.jp/sp/3rdlive_liveviewing.html

さて、ライブビューイングは109シネマズ川崎を選択しました。
いつもならライブは単独もしくは自分で取れるチケ数分での参戦であるところを、今回は連携をとって10人+現地合流+ライブ後のアフター(という名の飲み会)合流まで含めると計13人もの大所帯が実現。やっぱね、楽しいものを観に行くわけだから、始まる前のワクワクも終わった後の余韻も共有したいじゃないですか。みんなで同じものを観ていても観ているポイントは違っている。それを興奮冷めやらぬ内に補完する事が出来て、より一層ライブへの印象を良いものとする事が出来たように思います。
ラブライブ絡みで人集めようぜ! というのは身内ベースでこれが2回目ですが、今後も理由をつけて集めてはワイワイやりたいね。


▼3rdライブその後
あー、3rdライブ凄かったよねーと感想や感動を垂れ流していた月曜日、twitterのタイムラインにて「秋葉原にNext projectの巨大広告がもう出ている!」との話題が。日付変わる頃には広告貼りが始まっていたようです。ラブライブ!の巨大広告って別に今回が初めてではないのだけれど、この仕事の早さにああこんなところも全力なんだなって。出来る時に出来る事は出来るだけぶち込む、そんな感じ。


電気街口UDX側。


秋葉原駅ナカ、中央口改札前。あと駅周辺にソシャゲ「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」の幟がライブの少し前から出ていて、なかなか愉快な光景となっています。アニメBD4巻も3rdライブ終了した次の金曜に発売。映像特典は「μ’s New Year LoveLive! 2013」の分割収録part2で、ライブ終了後のアフターフォローもバッチリですな。単品で発売されている「μ’s First LoveLive!」のディスクも、3rdライブ終了直後から一気に売れ行きが伸びていたようです。やっぱりね、あれだけのものをぶつけられたら引きずられると思いますよ。ほんとに凄いから。
そしてもう十分すぎるほどの夢のような日は、ここで終わりではなかったのです。


■JAM2013 アニソンDay
http://at-jam.jp/2013/lineup/0622/

単独ライブの翌週にもまたμ’sのライブ! 場所はお台場。
こちらは先行でチケを取れており、遂にμ’sライブを生で観る事が叶ったのでした。まずはセトリから。

1.僕らは今のなかで
2.僕らのLIVE 君とのLIFE
3.夏色えがおで1,2,Jump!
4.No brand girls

割と予想通りかな。3rdライブの流れを組みつつ夏を意識しつつ、単独ではないからμ’sを知らない人も盛り上がる事が出来るというのを踏まえて25分なら大体こうなるよね、と。実際には会場内総縦ノリで、こいつら9割5分以上ラブライバーなんじゃないのかと言っても過言ではないほど、単独ライブと変わらぬ熱狂ぶりだったんですけどね。衣装は「No brand girls」のものでした。

3rdと違いエリチカ役の南條さんがFlipside大阪ライブのため不在で8人ではあったんだけども、それを埋める結束力がアツくてですね。フォーメーションの穴を感じさせない一層の全力パフォーマンスは「μ’s New Year LoveLive! 2013」以上のものだったし、「かしこい~、かわいい~」 \エリーチカ!/ のコール&レスポンスを徳井さんが代行したんですね。エリチカがいることが当たり前であるかのようにペンライトもエリチカカラーがそこかしこに見えて、ここでもまたメンバーと観客の素晴らしい一体感を見ることが出来ました。
またしても筋肉痛で身体が痛いですが、これは嬉しい悩みだね。

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良いものをいくら良いと熱弁しても、わからない人には伝わらないと思っています。
だからこそ、如何にしてこちらの世界に引きずり込まれたのかをtwitterのpostと共に振り返る話をしたかったのですが、もう4000字を越えてしまっているようでその辺りの話は次回エントリということで、イベントレポにて一旦締めます。
ではまた。

AIに誘われ、いざ往かん 人外魔境の領域へ

6月 2nd, 2013 No Comments »

■怒首領蜂 最大往生
http://www.cave.co.jp/gameonline/Xbox360/saidaioujou/

シリーズ最新作がxbox360に移植です。
今回は凄いですよ! プレイヤーが何もしなくてもAIが自機を勝手に動かしてくれちゃうオプションがあります。まずは動画からどうぞ。
(※個別エントリ表示でないとプレイヤーが表示されません)
[jwplayer player="1" mediaid="3465"](360モードエキスパート 陽蜂発狂~陰蜂撃破まで/自機レデュース最大・オートパイロットON/会話のみプレイヤー側でスキップ)

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いやー、発狂弾幕ノーミスで抜けられると変な笑いが出て来ますな。こんなん自分じゃ絶対避けられないわ。
しかしこのオートパイロット、わざとなのか穴があって

・敵弾は見ているが敵機を一切見ていないので激突死する事がある
・地上の星や蜂も見えていないのでスルーしてしまう
・レーザーとショットの打ち分けが出来ない
・プレイ蓄積による学習機能がない

という若干頭の弱い仕様です。AI操縦中もプレイヤーの介入は自由なので、穴をフォローしてあげる必要があります。それでも敵弾避けに関しては本当に圧倒的な性能で、大半は「プレイヤーがする事なんて大してない」という状態になるには違いありません。
AIに誘われて誰でもお手軽人外魔境、AIが効く範囲であればそのまま実績解除もホイホイ行けちゃう。チャレンジは自分で頑張りましょう。

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さてプレイヤーの仕事を奪うこの仕様、個人的には「よくやった!」と思っています。理想と言ってもいい。

そもそもゲームというものは人間がすべき行為(動詞)を自動化する事で、駆け引きをその先の次元へと持って行ったものでした。例えばマリオならジャンプボタンを押せばポーンと跳んでくれるから「どこで跳べばいいのか」「Bダッシュは足りているか」を考えるだけで良く、RPGにしても攻撃や防御を選択したら自動でやってくれるから「どの順番でどういう行動をすればいいか」に集中する事が出来るのです。
だったらSTGも避けるという行為を自動化すれば、次の次元の駆け引きが見えてくるかも知れないんですね。「AIが全部避けてしまうからゲームにならない」ではなく、「如何にAIでも避け切れない弾幕で圧するか」や「AIの指向性をプレイヤーがカスタマイズする事で、デフォ設定では避けられなかった弾幕が避けられるようになった」など。駆け引きはよりメタ的な観点へ。

それはもうSTGとは言えないのかも知れません。しかし、いつまでも小手先器用選手権・動体視力選手権といった原始的な優劣に終始していて良いのでしょうか。結局、形を変えて人間のスペック争いをしているだけで何も進んでいない。
ちなみによそのジャンルでなら、RCロボットコンストラクションやカルネージハートなどでそのような試みは既に存在しています。ドラクエだって4の時にほぼ全AIを導入しています。STGくらいですよ、こんなに遅れているの。

「このオプションの先にこそSTGの未来がある!」…と言いたいところですが、どうやら今後のケイブは家庭用からもアーケードからも離れてしまうご様子。勿体ない…。
STG自体はやめず今後スマホで展開していくらしいので、ここで見せてくれた未来への片鱗がスマホの世界で花開く事を願いたいですね。スマホだと細かい操作しんどいから自動化と相性良いでしょうし。

面白いほど避けてくれるので、実物を触れる機会があったらぜひ試してみて下さい。