プロジェクタ導入記

3月 31st, 2013 No Comments »



唐突にプロジェクタを買うなどしました。
随分前から欲しい欲しいとは言っていた気がします。しかしぶっちゃけ画面を映すのはモニタだけあれば済む話で中々踏ん切りが付かなかったのですが、近く予定している用事に際して「よそからプロジェクタ借りる時に映る映らない心配するなら自前で持った方が良くね? ついでに家で色々やってみたらいいんでね?」という結論になり購入した次第です。

機種はエプソンのEH-TW400。上を見たらキリがないのでしょうが、初めてのプロジェクタであれば申し分ないだけの機能は備えていると思います。台形クイック補正も微調節がすぐに出来て良いですね。
スクリーンは専用のものを購入していません。いえ決して買うお金がないとかそういう訳ではなくて、ニコ動のミクさん召喚部タグのように将来的には色々な素材で映す方向で遊んでいきたいという野望があります。だったら最初から安い素材で何とかしてしまおうというわけで、今はプラスチック段ボールにテーブルクロスを張ったものを画鋲で留めて代用中。掛かった費用約2000円。

しかし、同じ映像がデカいだけでこんなに楽しいとは。我が家にはHDMIへのアップスキャンコンバータX-RGBminiも在りますから、アーケード基板ほかプロジェクタ直結では映らない機械も映したい放題です。やべーなにしよう。
その前に平日休日ドタドタしてるのどうにかせえよって話ですね。5月には落ち着く…といいな。

寿ぎの歌

3月 24th, 2013 No Comments »

■円環少女(10) 運命の螺旋/長谷 敏司
http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200902000004

妹の舞花が既に世に居ない事が仁の行動原理の一端であったのに、その妹が復活した。
前巻で神和にも指摘されていたように、仁の行動は軸が通ってブレないようなものではないんですね。覆せない過去の積み重ねと置かれた状況下で、その時に出来ること信じるものを選択している。舞花が生きているかも知れないってわかっていたらここまでこんな行動は取らなかったであろうに、それを根源から揺さぶるこの仕打ち。
しかし「何故今頃になって復活したのか」という部分も含め、舞花についての描写は先送りされます。むしろこの重要過ぎるファクターを活かすための周辺状況の盛り立てこそが今巻の見どころでありました。いつになったら真正面から扱うのかと思っていた様々な要素が一気に動き出しましたね。メイゼルが何故刻印魔導師であるのかもやっと語られました。

いやーそれにしてもメイゼルの母ちゃん・イリーズが持つ能力の凄まじたるや。巻を追うごとにチート級が登場してくる今シリーズにおいてもイリーズは別格中の別格でしょう。地下戦争編辺りから魔法に機械を組み合わせたらやばいですよというのをやってるけど、真の実力者が魔法使いらしく力を探求し機械を駆使したらどうなるかの規模がですね、なんかもう計算するのもやめたくなるほど圧倒的。よくここまで思いつくものです。
一方、魔法使いなのに力の探求を拒むきずなに降りかかる試練はこれまで以上に過酷でどうしようもない方向へ。今まで “逃げてきた” ことにバチがあたったかのように、遂には自分の手で人を殺すに至ってしまう。逃げも隠れもしないメイゼルが歩んで行く道とは対照的。さてここからどうやって立ち直るのか。

他にも本当に見どころが多くて、感想をまとめるにもまとめ切れない一冊。
残り3冊でどういう落ち着け方をするのか気になりつつも、以後次月で。


■星界の戦旗V 宿命の調べ/森岡 浩之
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/21106.html
■SFマガジン2013年5月号(星界特集)
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/721305.html

前巻から実に8年3ヶ月ぶりの新刊。去年の6月頃に再読していた時「なんか再コミカライズ始まったけど、まさかシリーズ再開フラグじゃないよねえ」などと言っていたら本当に再開フラグだったとは。
対人類統合体星間戦争の行方は、中立の立場にあった(と思われた)ハニア連邦が突如アーヴ帝都へ侵攻を開始した事で大きく動き出す事に。ハニアが一枚岩ではなかったことやその規模を読み間違えていた事などが重なってアーヴは帝都ラクファカールまでをも陥落されるのですが、未曾有の危機だからこそアーヴがアーヴ足り得る所以を垣間見た気がしましたね。宿命遺伝子の存在によって君主に反抗する概念がないのでこういう時に混乱をきたさないし、仲間への帰属意識が物凄い強いから、それを守るためであれば自らの死をも厭わない。
やっぱりアーヴという特異な種族そのものについて語られている時の方が星界は面白いです。戦旗の前巻まではアーヴがそこまで追い込まれていなかったので、戦闘のあり方ばかりが目立っていましたから。

今回で戦旗第一期を完結として、意向としては第二期をやるつもりではあるようです。それがやるやる詐欺ではない事を示すためでもあるのか、SFマガジンには星界の断章最新短編も収録。毎回猛烈に間が空くのは待つ方も辛いので、再開したからにはコンスタントに続きが出て欲しいものですね。
一応期待はしています。

取り返せぬ犠牲、生まれる新たな夢

3月 16th, 2013 No Comments »

■円環少女(9) 公館陥落/長谷 敏司
http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200712000337

前巻の幻影城戦から間髪入れず起きた大騒動の舞台は、4~6巻の地下戦争編でも登場した武蔵野迷宮。そう、前巻に続きまたしても “過去と同じ舞台での問い直し” なのであります。
思えば、地下戦争編はテロリスト国城田を食い止めるのが話の本筋だったので、一発しか存在しないと思わせて複数個存在していた核爆弾について “真の黒幕が誰で目的が何なのか” までには触れていなかったんですよね。構成人員の入れ替わりが激しい公館サイドで本質に斬り込む事が出来るとしたら、確かに(古くから専任係官を勤め続けた)東郷先生しかいなかった。情勢を窺い正に今しかないというタイミングで東郷先生のとった行動と判断と死に様は、手に持つ刀のように真っ直ぐでブレがなく。全編ひたすらに東郷先生が格好いいエピソードだったと思います。

東郷先生ばかりが見どころではありません。師弟対決となった時に仁が手していた武器は、魔法消去を受けると剣に “変化する” 神人遺物。都合の良いように形を変える者とそうでない者の対比も鮮やかだったと思います。そして生き残ったのは “変える者” だった。
かくして古き時代は節目を迎え、仁は新たな時代へと具体的に動き始めます。魔法使いが共に生きていける時代へ、信じる事を選ぶ道へ。

で、核爆弾の真相はどうだったかというとこれもまたとんでもねー事になっていてですね。ファンタジーらしからぬ展開にウチは大満足でしたけど、やっぱりこれで終わりじゃないですよね。今回やった事って、地下戦争編で核爆弾の被害を地上に出させなかったのと規模が違うだけで全く同じだもん。必ずまた核の脅威が巡って来て問い直されるであろう気が凄いする。
先がますます気になるので、残り4冊も早急に読んでいきたいところです。

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話は変わって、SF作家絡みということでもうひとつ。
只今ファミリーマートが3回目の初音ミクキャンペーンを実施中ですが、それに便乗する形で「南極点のピアピア動画」が、コンビニで売られるというなかなか愉快な展開があったりしました。

■ファミマ一部店舗で「南極点のピアピア動画」販売開始
http://ch.nicovideo.jp/nojiri_h/blomaga/ar145495


左が初刷、右がファミマで売っている6刷。
「何この初音ミクみたいなやつ」と思われるのであれば、とりあえず読んで下さい。話の内容がまんまニコ動とボーカロイドを取り扱っているんです。そんなですから本家ミクに絡めて何か面白い事すればいいのになーと冗談で思ってたら、本当にやってくれたよ。思いの外アグレッシブだった。
次はミクライブに便乗とかどうですか、ハヤカワさん。

夢の燃え散る場所

3月 12th, 2013 No Comments »

■円環少女(8) 裏切りの天秤/長谷 敏司
http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=200712000331

短篇集を挟み、本編進行へ戻っての8冊目。
今回の舞台は1巻以来の幻影城。再演魔導師きずなを神聖騎士団が狙う構図も1巻と同じです。が、個々の抱える事情はその殆ど全てが様変わりしました。仁は所属が公館でなくなり、メイゼルも仁の監視下に置かれる立場ではなくなった。かつて神聖騎士団隊長として仁と真っ向勝負を繰り広げたエレオノールは、今や仁と共闘をもしている。ギブアンドテイクが成立していた公館と協会はその繋がりが断ち切られているし、魔法を破壊されるがゆえに地球の昼を苦手としていた魔法使いの弱点を、神聖騎士団は機械と組織力で克服した。そして遂にきずなが知ってしまった、父を殺した人物の真相。
様々に少しずつ形を変えて何度も同じテーマを問い直す。今まで何度もあったことですけど、それが最もわかりやすく出ているのが8巻なのではないでしょうかね。2巻から7巻にかけて取り組んで来た集大成がこの1冊に詰まった、長谷イズム全開の一冊となっています。

…ただ、完成度は高いけど、個人的な好みで言えば地下戦争編(4~6巻)かなー。あんなにファンタジーらしからぬ展開をガッツリやられてしまうと、強大な魔法のぶつかり合い程度では “普通” に見えてしまうというか、想像通りというか。
8巻での “らしからぬ” 要素というと機械化聖騎士師団やアンゼロッタですが、どちらも活躍しきったとは言えない状況で、それが8巻に物足りなさを覚えた理由かも知れません。しかしこの物足りなさは今後発展解消・再利用されるはずなので、期待して待つ方向で。

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さて長谷せんせと言えば、近くトークイベントがあるようです。

■「神への崇敬でも、同胞愛でもない、新しい言葉 ――〈人間ではないもの〉との共存に向けて」
http://honto.jp/store/news/detail_041000001380.html

このタイミングで話す事が次回作MGS3ノベライズではなくて「BEATLESS」なのか。
刊行から半年経った今頃になってオフィシャルブログが設置されるなど、終わったはずの物語が何故か終わってない雰囲気をBEATLESSは見せていて、もしかしてこの先の新展開がイベントでポロリしちゃったりするんだろうか。でもフィギュアはもう出てるしコミカライズだって計3冊円満終了してるんだけどなあ。
アニメ化? まさかねー。いやされたら嬉しいですけどね。

第8回裏塔劇開催決定記念 ときメモ対戦ぱずるだま緊急特集

3月 5th, 2013 No Comments »

■第8回裏塔劇 レギュレーション
http://trytower.blog.shinobi.jp/Date/20130303/

パズルであろうとシューティングであろうと、対戦出来れば全て対戦格闘。秋葉原で不定期開催される異種対戦格闘ゲーム大会群・裏塔劇の季節がやって参りました。
そして! 今回は遂に! ときめきメモリアル対戦ぱずるだまが採用!!
というわけで、ウチがよく攻撃の色配置を間違えるので、備忘録かねての緊急特集。

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■はじめに
攻撃パターンの分類に【積み上がる】【落下する】【せり上がる】の3つが存在する。

【積み上がる】
“何列目の何行目に何の色の小玉が来るか決まっている” 。元々そこに大玉ないしは小玉が置いてあった場合そのマス目への攻撃はなく、空いてるマスを規定数分埋める。
【落下する】【せり上がる】
画面内の大玉・小玉配置状況が関係しない。規定数分下からもしくは上から攻撃される。

■藤崎詩織

右から1→3→5列目の順で、一番下から10個積み上がる。右から5列目が10個埋まったら、右から2→4→6列目で以下同じ。

■早乙女優美

左右対称の山をなすように積み上がる。

■清川望

左下を直角にした三角形の山をなすように積み上がる。

■虹野沙希

左下から同じ色のL字で積み上がる。

■美樹原愛

S字を描いて連鎖が繋がるように積み上がる。小玉が埋まるスタートは左下。

■古式ゆかり

6個上から落下→次の6個で1行せり上がり→残りが上から落下。1回の攻撃で下からのせり上がりは1行のみ。

■如月未緒

左下を直角にした三角形の山をなすように積み上がる。

■紐緒結奈

6の倍数分せりあがる。余りがせり上がり終了直後に上から落下。

■朝日奈夕子

右下から同じ色の逆L字で積み上がる。

■鏡魅羅

真ん中が低くなる左右対称の谷をなすように積み上がる。

■片桐彩子

6の倍数分せりあがる。余りがせり上がり終了直後に上から落下。

※裏塔劇のレギュレーションでは対戦時限定隠しキャラ(館林見晴・早乙女好雄・伊集院レイ)は使用禁止なので省略。

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ぱずるだま以外も新登場種目がアツいです。1日目のスペースウォーとか、あれ1980年以前ですよ確か。ust大丈夫なんかいな。
不動の最終種目・ストII’レインボー(set1)も健在。今回は第7回までとは大きく違う、進化したレインボー独自戦術をガチ勢が見せてくれることでしょう。本当のレインボーはむしろここから始まるのでは。
ガイルが最強過ぎてつまらないだなんて、もはや昔話なのです。