年の瀬イルミネーション2011[新橋-汐留・丸の内(2)編]

12月 29th, 2011 No Comments »

多くのイルミネーションはクリスマスをもって終了なのですが、そこの3連休で撮影を全く行えなかったため、盛大に見損ねた感のある2011年です。それどころじゃなかったっつの。











上から順に新橋駅前SL広場~汐留シティセンターの表と裏を通りつつカレッタ汐留まで。クリスマスツリーは日テレ前のもの。
日テレ周辺は激減というレベルではなかったですね。近くにスターバックスがあって周辺が例年だと眩いばかりの光で彩られているのですが、そこに関しては「全滅」していました。汐留シティセンター前も裏側はともかく表側の仕掛けが例年に比べ大幅に少ないため、カレッタが始まる前までは見所がない有様。カレッタだけはほぼ例年通りの雰囲気を見せています。
汐留シティセンター・カレッタ汐留ともに1/9まで、新橋SL広場は1/7まで。





光都東京LIGHTOPIAは今年で6回目だったかな。東京ミレナリオ終了に伴い、その代替として始まったと記憶しています。ミレナリオが異常な動員数であったのに比べれば以後の丸の内は静かなもんです。
丸の内のイルミネーションは仲通りが先に始まり、LIGHTOPIAが遅れて始まる2段構成になっています。仲通りはほぼ例年通りですが、LIGHTOPIAは大幅にその規模が縮小されました。半減かそれ以上くらい。深夜充電した電気自動車のバッテリとソーラーでの運用らしい。こちらは本日12/29で終了になっています。

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あちこちのイルミネーションを見てまわって思うのは規模を縮小すると人も来なくなるという事で、経済効果的に今年は周辺で営業しているお店も厳しいんだろうなあと思わざるを得ませんでした。ウチだってイベントやってるからあちこち見に行くんだし。所詮は電気のムダ使いかも知れませんけど、カラ元気であっても人を連れ出せば金が回りますから。程度を見極めつつ、やめる事なく来年以後も頑張って欲しいなと思います。

あと今年は気のせいか「忘年会」を「望年会」という言い方にするお店が増えたかな?
忘れてはならない事が特に多かった2011年。後年になって「あの年が大きな節目だった」と恐らく言われることになるであろうこの年。動き出す時代の中で、前向きな気持ちで進んでいきたいものですね。

文化祭狂想曲

12月 27th, 2011 No Comments »

案の定というかわかり切っていた事ですが、12月中旬よりドタバタし始めあれこれ滞り気味。読書も今読んでいるものは年内に読み切れない気がしています。

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■妖精作戦PART II ハレーション・ゴースト/笹本 祐一
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488741020(東京創元社再新装版)
http://www.j-comi.jp/book/comic/4441(ソノラマ文庫新装版 Jコミ配信版)

今までどれだけの回数再読しただろうなあ。
シリーズでもダントツに再読回数が多いのがPART IIです。というか最初に読んだ時もIが先じゃなくてIIが最初だった。
このシリーズが印象に残ってる人の多くがそうなんでしょうけど、PART IV「ラスト・レター」結末の衝撃が(若かりし自分には)キツ過ぎて受け入れる事が難しかったんです。ハレーション・ゴーストにもハチャメチャの裏に見える悲哀の物語という軸があるにはあるのだけど、シリーズ全体からすれば「まだ幸せな頃」で再読するにはさほど辛くなく、また文化祭というのは自分にも馴染みある舞台であったため「あんな高校生活を送れたらなあ」と憧れを最も抱きやすかったのがこの巻でした。いや流石に校舎内でバイク乗り回すのはアレだと思うが。
圧倒的な楽しさと破天荒さと垣間見える悲しさの絶妙さ加減では、生涯に読んだ本でこの巻を超えるものには出会えていませんね。ウチという人間を形成するに辺り多大な影響を及ぼした一冊であります。殿堂入りどころか伝説、もはやバイブル、理想の物語。

そういえば再新装版を機に「レインツリーの国」をようやく読んでみようと思ってみたものの、無理でした。作中に出て来るライトノベルのモデルが「妖精作戦」なのですが、オマージュも何も余りにそのまんま過ぎて他人のふんどしで相撲感がひどいのと、やりとりがネチネチしてて色々な意味で気持ち悪い。妖精作戦を知らなかったら普通に読めたかも知らんがなあ。好きなのはわかるけどさ、それこそblogでいいだろう。


■青い星まで飛んでいけ/小川 一水
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/21023.html

SFじゃないのも混じっているような気がする短篇集。著者の作風の幅広さを感じさせます。試みる方向性がほんとにバラバラなので好きなのとそうじゃないのが出て来るのは仕方ないかな。「守るべき肌」「青い星まで飛んでいけ」辺りは “狭義的な意味での人類の話ではない” ので文句なしに好みです。「静寂に満ちていく潮」はアプローチ的に面白かったけど、どうせエログロやるんならもっと突っ切っても良かったのでは…という意味で勿体ない。エログロと言えば「天冥の標」IVがポルノ小説紛いともっぱら話題ですが、シリーズにまだ手つけてないので何処までやってくれてるか楽しみにしておきたいですね。
「都市彗星のサエ」も終わらせ方がなかなか素敵だったと思います。サエ自身はちょっと好きになれんタイプだが。

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来年もSFを中心の傾向は変わらないと思います。当面は小川一水作品強化がメインかのう。
海外翻訳物を読む割合も本当はもうちょっと増やしたい。今年は例年より多いけどそれでも全体の1割強。元から読むの遅いのに、翻訳物だと更にペースが落ちてしまうのでやっぱりどうしても手を出しづらいです。言い訳にしてちゃいけないんだけどね。それでは幅が広がらないのはわかっているので。

顔を上げ、誇り高く。

12月 10th, 2011 No Comments »

■トワイライト・テールズ/山本 弘
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=201106000209

昨年TVドラマ化もされたMM9の短篇集。シリーズとしては3作目になりますな。
MMとはモンスター・マグニチュードの略。極々当たり前に怪獣がいて自然災害の一種として扱われる現代社会が舞台です。何で現代社会に怪獣がいるのよというのは1作目を読んで頂くとして、そんな世界で本編以外にいくらでもあったはずの怪獣と人が触れ合うエピソードを4篇収録。実写ドラマとして企画が通る前にアニメ化の企画があったとの事で、その頃のネタを短篇集として起こしたものだそうです。実写じゃなくてアニメの方で見たかったなあ。

怪獣特撮は好きか嫌いかと聞かれると「嫌い」の部類になります。正確には怪獣そのものではなく「怪獣特撮に感銘を受けた世代が下の世代に魅力を語る際の押し付け方が鬱陶しい」。例えばプレステで出たワイルドアームズなんかも、WA2で露骨にボスをウルトラ怪獣シルエット風に見せて来たりする訳です。わからなくても困らない小ネタ仕込む程度ならいいんですけど、明らかにそれとわかるものをそのまま押し付けるのってどうなのと。RPGやりたくて買ってんのに何で作者の怪獣好きに付き合わないかんのと。しかもその拝借して来た演出は用法として古いから、現代の作品と全然噛み合っていないでしょうと。
山本作品の場合は話に小ネタを仕込んで来る事は多くても、わからなくても困らないという客観性がきちんと確立されています。だから怪獣ものであっても読むのです。

今回は短篇集の割にいつもの放り投げっぷりは影を潜めております。元がアニメ向けのプロットだからか、いずれも無難にまとまっている印象があるかな? 個人的には「怪獣神様」のエピソードが気に入っています。安心して読める一冊。


■時砂の王/小川 一水
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/20904.html

ハヤカワ以後の小川一水に疎い為強化を始める事にしました。ハヤカワ以前は読んでもピンと来なかったのでそれから追いかけてなかったのよな。
話の大筋としては人類が異星体に生活圏をズタズタに破壊された所からスタートし、それにとどまらず異星体が時間遡行して過去の歴史をも含む人類社会の完全破壊を始めたため、人類側も時間遡行技術を確立して防衛戦を繰り広げる…みたいな感じ。
一言で言うと非常に惜しい作品です。頁数が300に満たない中で広大な時系列と膨大な歴史のやり直しを繰り広げるのはちょっと無理がありすぎた気がするんですね。せめて倍、欲を言えば3倍は欲しかった。10万年前からやり直す程の絶望的な戦いと、400回以上にも渡る歴史のやり直しで犠牲となった幾多の未来とそこに生きる筈だった人々、それを目の当たりにし苦しみつつも生き抜いて来たメッセンジャーの悲痛な生き様をもっとじっくり描けていれば、話としての深みが出たようにも思うのです。そこら辺が意識はされているにせよ割とあっさり流されちゃうので「えー」みたいな…。戦いの歴史が引っ繰り返る起点についても「え、それでいいの?」感が拭えません。ちょっと展開を転がす説得材料が足りてない。

でもね、終わり方がとても素敵なんです。人の歴史は根幹から変わってしまったけど、そこは人類が苦難の果てに辿り着いた「未来ある歴史」なんですね。描写頁は決して多くないものの、少ない中で描かれている希望に満ち溢れた未来世界が「ああ、読んでよかった」と。途中の不満はあるにせよ、読後の清涼感はなかなかのものでした。「あの世界に住みたいなあ」と思わせてくれるのはいいSFです。

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ところで今年の読書量。きちんと記録を取り始めた4月から12月で、休息期間として全く読んでいなかった9月込みで60冊を超えそうです。これを単純に年間換算すると80冊。9月のような休息期間を取らず、更に月1冊増やせばウチみたいな遅読・非ラノベ読みでも年100冊は別に難しくないんだなあと思った次第です。年3桁とかもっと遠い世界の話かと思ってた。量が大事ではないので実際の目標にはしないけど、ひとつの目安は出来たかな。

年の瀬イルミネーション2011[表参道・赤坂・新宿+α編]

12月 8th, 2011 No Comments »

山手線沿線及び圏内だけに絞っても結構な数があるのよなあと思いつつ、適当な順番で見て回ってます。そのため行くの忘れてまた同じ駅に行く事も…。


新宿パークタワー・1Fアトリウムに展示されている「Re-BLOOM Fluo:wer2.0」はタイトルの通り去年から開始された第2弾。パークタワーで使用され廃材となった蛍光灯を再利用した形になっています。近くで見ると「あ、ほんとに廃材なんだな」とわかる。幾何学的な形状が趣深いですな。タワー周辺では10万個程のLEDを使用。
Re-BLOOMは12/1~1/10まで、周辺のライトアップは11/21~2/14まで。


こちらは新宿ルミネ1にあるマドモワゼル マカロンで買ったクリスマス限定バージョンのマカロン。普段洋菓子を殆ど食べないので必然的にマカロンもたまーーーにしか食べないのですが、友人にこんなのがあると教えてもらって、あまりのかわいさに翌日飛んで買いに行きました。おもちゃみたいで食べるのがもったいなくなっちゃいますな。
結構な頻度で期間限定品を展開しているようなのでたまに覗くくらいはしてみよう。新宿以外の店舗は大宮・秋葉原。てかこんな店が秋葉原にあったのか…知らんかった…。









最近あんまり行く事自体には恐怖を覚えなくなった表参道。
けやき並木通りは規模を昨年比で7割程と大幅に縮小し65万個。減らした一部は地震でLED電球倉庫が全壊した仙台定禅寺通りへ貸し出したのだとか。「節電節電言ってるのにこの光は何だ」と言う向きも見受けられますが「SENDAI光のページェント」イベント概要にもあるように、イルミネーションによる光溢れる夜景で夢を見るのも大事なことと思うのです。何でも萎縮しろでは良くなるものも良くなりませんから。それに無闇にやっている訳ではなく、大体どこも電力をクリーンエネルギーに変えたりと努力もしています。そういうのはきちんと知るべきです。

表参道ヒルズはもともと建物自体が好きなのですが、こうして螺旋の中央に飾りがあると映えますなー。上から下から周囲から、色々な角度で楽しめます。
けやき並木は12/2~1/3まで、表参道ヒルズは11/2~12/25まで。






赤坂サカスはこの時期スケートリンクを開催しています。リンクの質は悪いので滑りたくありません。あのな、リンクの外から肉眼で凹凸が見えるような状態で誰が滑りたいと思うのか。
ツリーはともかく、何故竹に穴空けた飾りが? もう角松? かと思ったらそうではなく、今年のテーマ自体のひとつに「和」があるんだそうで、あちこちに竹明かりが。幻想的というにはちょっと数が少ない気もしますが模様は近くで見ると本当に細かいので、結構な手間がかかっているのでしょうな。
11/18~2/19まで。

年の瀬イルミネーション2011[新宿・東京タワー・恵比寿編]

12月 6th, 2011 No Comments »

イルミネーションはワクワクしますね。
クリスマスというイベント自体はどうでもいいんですが、発光する筈がない植物を人工的に彩るその非自然感がですね。もちろん自然のままであるべき光景というのもありますけど、自然なんてあってないような都会においてはいっそ年中やって頂いて光溢れる現代都市感を演出してもいいくらいです。かっこいいじゃないですか。植物がやられてしまうのでそうもいかないんでしょうけど。

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新宿西口小田急ハルクからモザイク通りを抜けて南口サザンテラスまでの一帯。メインカラーは年によって異なり、緑だったりするとデジカメ的な意味で泣くのですが今年は割と普通で助かりました。四角錐のやつは真下に2つ1組のタッチセンサーがあって、同時に触れる事で照明が明るくなります。ランダムだか法則だかは知らないけどいくつか色のパターンがありますね。11/22~12/25がメイン期間、モザイク通りの一部とサザンテラスは1/31まで続行。ちなみに今年は全てを風力発電でまかなっているそうです。
一番最後の写真は毎年便乗して何か設置しているJR東日本本社ビル前。以前は同時開催していた新宿タカシマヤ・タイムズスクエア前は数年前から離脱していて、煌びやかな照明はありません。ちょっと寂しい。










来年からはスカイツリーもイルミネーションの仲間入りかな。しかしあっちに見慣れると東京タワー低いですね…。
2枚目はタワー向かいのビルの飾り。4枚目のイルミネーション全景右上で鉄骨にしがみついているのはLEDで出来たサンタさん。ご存知の通り東京タワーは以前から季節に関係なくタワーの照明パターンを変えていて、手前のクリスマスイルミネーションと背後の東京タワーで違う色の組み合わせを楽しめるのが他のスポットにはない特徴でしょうか。11/3~12/25まで。









都内イルミネーションでも光量が特に強烈なスポット、恵比寿ガーデンプレイス。シャンデリラを吊るしているのが特徴ですけども、ショーケースの枠が撮影の時に大変邪魔でですね…。一般の人がシャンデリラだけを綺麗に撮る事はどうやっても出来ないのをいずれ何とかして欲しいなあと思いつつ毎年見ている気がします。11/3~1/9まで。