それからのヴァナディール[Ark Angelフェイス編]

10月 12th, 2016 No Comments »

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NPCとパーティを組むことでソロプレイの利便性を大幅に向上させた魔法・フェイスの実装から約3年。
仲間として召喚するために強い絆が必要という設定から、ここに至るまで敵対し続けたままの存在を呼ぶことは出来なかったのですが、今ヴァナディールではあのArk Angelがフェイス対象として順に実装されています。



Ark Angelは、FF11がLv65から70へキャップを開放したと同時に実装されたミッションの敵。メインジョブ/サポジョブの概念を超え複数のジョブを対等に兼ね備える “ハイブリッドジョブ” のはしりであり、プレイヤーが2時間に1回しか使えなかったスペシャルアビリティを複数回繰り出すなどして、Lv70当時としてはその規格外のスペックになかなか苦労したものでした。
そのような鮮烈な印象が多くのプレイヤーに残ったのか、後にArk Angel5人まとめて18人のプレイヤーで倒すクエスト「神威」なども実装され、LoVにも出張するなど人気の高いキャラなわけですが、遂に冒険のお供として出迎えることに。
ただしそのためには相応の準備が必要。

  1. 拡張ディスク「ジラートの幻影」ミッションを完遂している
  2. 拡張ディスク「プロマシアの呪縛」ミッション完遂後の補完クエスト「世界に在りて君は何を想うのか?」までをクリアしている
  3. 拡張ディスク「アトルガンの秘宝」12章「無手の傀儡師」まで進んでいる
  4. 拡張ディスク「アルタナの神兵」8章「天涯の娘」まで進んでいる
  5. 拡張ディスク「アドゥリンの魔境」2章7節「水門の奥へ」をクリアしている

とりあえずここまでやらないと仲間にする条件が整いません…が、現状アイテムレベル117あればこれらはフツーにクリアが可能です。アイテムレベル117自体はプレイヤーレベルが99になれば到達したも同然なので、どちらかというとプロマシアミッションの進行が一番の敷居といったところ。テキスト量が多いんですよ。プロマシアは。





上記を満たせば終わりでなく、その上でル・オンの庭に行き各Ark Angelを倒す必要があります。ジラートミッションそのままではなくその上位版だけれども、倒しさえすれば良いのでそこまで苦戦することもなさげ。
癖が強くArk Angel5人全員が有用とも限りませんが、この調子なら1月には全員の実装が終わりそう。プレイヤーがArk Angelたちを従え旅する愉快な光景はもうすぐそこです。
クエストのテキストを読む限りでは、Ark Angelから一歩踏み込んだフェイス実装も考えているようで…? 

来年はどんなフェイスが実装されるんでしょうかね。
そんな近況報告にて、ではまた。

それからのヴァナディール[Savior of Vana'diel編]

8月 22nd, 2016 No Comments »

■ファイナルファンタジーXI 公式
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前回の更新から丸1年経っての続きになりますが、FF11最終シナリオ『ヴァナ・ディールの星唄』、無事完遂しました。



最終章の実装自体は昨年の11月でした。が、当時は復帰者でもソロでクリア出来ますと簡単に言える難易度ではありませんで、先送りになっていたのです。その後最終章は道中の雑魚敵討伐に緩和修正が入り、更に『フェイスの絆キャンペーン』というフェイス強化期間を待っていたので今の時期となったのでありました。
(フェイスについては過去エントリ参照)



FF11最終決戦の地は遂にひんがしへ。ラスボスは暗闇の雲。
こいつをどうにかしないことには人に未来はありません。未来世界において冒険者は「世界が求めるゆえに戦士の枠を超え」神となるも暗闇の雲を振り払うことが出来ず、その神になった力で歴史を改変するべくイロハ(ともう1人)を現代に送り込み今一度決着を図ります。

ようやくその全貌を見たカットシーンは過去最高峰の出来。渾身のカット目白押しで、オフラインゲー顔負けの勢いでキャラやエフェクトがガンガンに動き炸裂。サービス開始当初よりカットシーンには力を入れていたFF11だけれども、PS2ベースでここまで出来るものなのかと驚嘆するばかり。
ちなみにこの星唄ミッション、PS2でしか提供されていなかった頃から遊んでいる人が最後までPS2で出来るよう、PS2サービスがクローズする前にきちんと提供されているのです。
それが開発の見せた誠意と意地。本当にとんでもないゲームだな。



今まで散々語られて来た女神アルタナ、遂に登場。FF11とは辺境を除けば常に女神アルタナを巡る物語でありながら、ずっとずっとその姿を現さないままでした。
あなたに会える日をどれだけ待ち望み、旅をして来たことか。11始めた当時20代半ばだったんだよ。今もう四十路前だよ。




そして迎えるエピローグ。
未来は改変され、滅亡する未来からやって来たイロハはその存在が遂に失われることになる、そんな最期に冒険者に残した言葉。こんなん泣くでしょ…。
イロハの献身的な姿勢と背負った使命と覚悟の重さもだけれど、14年というのはFF11βから最終章実装までの年数と同じなのです。イロハが(未来世界において)冒険者と14年の付き合いがあるという設定は偶然じゃなくてわざと同じに作られています。なので、このありがとうございましたは開発陣がプレイヤーに世界観を通して届ける感謝の言葉でもある。ゲームの内と外を両方抉るこの展開。

14年間、全てが楽しかったことばかりではありません。それでも結局戻って来るのは、ここが単なる遊びの場ではなく、もうひとつの生きる世界であったからのように思います。ここにあるけどここにない、ログインという扉を開いた先の異世界ともう1人の自分。
14年前に14年後MMOでありがとうを言われるためにやって来たわけでもありません。でも楽しかったことも叶わなかった様々なこともまるっとひっくるめたこの持って行き方に、全てが救われた気がしました。

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さて星唄ミッションは完遂しましたが、まだ拡張ディスク『アドゥリンの魔境』ミッションを終えていません。というわけで、4章終盤で止まっていたこちらも最後まで片付けて来ました。
星唄やる前だとソロは相当ジョブを選ぶと思うけど、星唄片付けた後なら敷居は大幅に下がります。ソロが強くないと言われる踊り子でも特に問題ありませんでした。アドゥリンミッションに関しては途中1箇所だけ2人で攻略した部分があったんですが、星唄攻略後の戦力であれば全編ソロでやれそう。星唄も現状ソロで全部出来ますから、『現在のFF11はソロで全てのミッションが攻略可能』と言って良いんじゃないですかね。

未だに「FF11はPTプレイが大変で」云々と過去の認識のまま語る人多いんですが、その認識は改めていただきたく。そうとわかれば再開する人はもっと増えそうな気がするのです。





色んな表情を見せてくれる『アドゥリンの魔境』ヒロインのアシェラ。アシェラは大人びて品があり、それでいて困難には自分から立ち向かう心を持った、素敵なヒロインでした(イロハもいい子だけど)。頭が良いんですよこの子は。それでも若さゆえ至らない部分もあるけれど、きっと彼女ならこれからのアドゥリンは大丈夫なことでしょう。

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こうして、FF11無印/ジラートの幻影/プロマシアの呪縛/アルタナの神兵/追加シナリオ三部作/バトルエリア拡張アビセア三部作/アドゥリンの魔境/ヴァナ・ディールの星唄、全てのメインとされるシナリオのエンディングを見ることが出来ました。自分の中では見届けることが期限を決めない義務のような感じでもあったので、これでようやく…といったところ。
ですがこれで終わりではありません。総数1000を超える膨大なクエストも見てない数の方が多いし、ソロで出来ることもまだまだ残っています。出来る範囲で揃えられる装備だって数多くある。
最近はゲーム以外にしなきゃいけないことも色々多いのでそんながっつりは出来ないんだけども、それでもヴァナ・ディールの世界が続く限り、月額支払は止めないつもりです。ここは自分の帰って来る場所だから。

大規模バージョンアップは昨年11月をもって終了していても、その後も追加は続いています。直近の話題としては、近くフェイスにArk Angelが追加されるとのこと。
この世界は、まだまだ続いていくのです。

それからのヴァナディール[星唄 発動編]

8月 9th, 2015 No Comments »

■ファイナルファンタジーXI 公式
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最終シナリオ『ヴァナ・ディールの星唄』第2章が8月のバージョンアップにて実装されました。前回5月の第1章は17節だったのが今回は41節と大幅にボリュームが増大しており、過去のミッションで登場したキャラが続々と登場。それに伴いかなりあっちこっち飛び回る、スケール感のあるシナリオ展開になっています。


『プロマシアの呪縛』より、プリッシュ。かつての「世界の終わりに来る者」。
誰しもが抱える「心の闇」を事故によって持たなくなった彼女は人より神に近く、人の心が読めてしまい老化さえもが止まった存在でした。プロマシアミッションの完遂で人に戻るものの、共に戦ってきた仲間であるプレイヤーの心まで読めなくなったことに当初は激しく動揺します。でも人の心が読めなくたって絆があれば信じあうことが出来る。
そういう経緯があって、星唄ミッションではプレイヤーのことを何かと気にかけ、調査など手が回らない部分を積極的に引き受ける立ち回りをしてくれます。後ろに立ってるウルミアはチョイ役程度であまり喋りませんね。

ちなみに拡張シナリオ『アビセア』シリーズはプロマシアミッションの完遂に失敗したif世界となるので、人が神竜に吸収されていくなか彼女は人でないため永遠に取り残されるという過酷な運命が待ち受けています。


『アトルガンの秘宝』より、ナシュメラ。東の大国アトルガン皇国の聖皇さま。後ろにあるのは鉄巨人アレキサンダー。
女神アルタナを巡る物語からは外れているので、そんなに強くは関わって来ません。が、今回プレイヤーが生死の境を彷徨うような事態に陥ったときは、公務を投げ打ってでも駆けつけてくれたのでありました。一緒にいたいけど公務が…といつも言っているだけに「おい仕事はどうした! どうしてそこに来てるんだ!」と心配しちゃったじゃないか。


『アルタナの神兵』より、リリゼット。
FF11でプレイヤーが活躍する世界というのは偽史であります。20年前の水晶大戦に負けるのが正史「黒き未来」で、そこに女神アルタナが歴史を変えることを願ってケット・シーを過去に送り込み改変させたのが偽史「白き未来」。リリゼットも白き未来の出身。
歴史が改変されれば、改変された側の世界は消滅します。それを消滅でなく互いに不干渉とすることで「どっちの世界の人々も守る」のがアルタナミッションの結末で、アルタナの神兵の両翼の存在であるプレイヤーとリリゼットがそれぞれの未来に分かれ生きることになったのです。

が、『ヴァナ・ディールの星唄』における「濃霧を超えた泥海のごとき闇」というのは女神アルタナの関与する世界全てを覆うため、白き未来も黒き未来も関係なく訪れます。両方の未来をプレイヤーと二手に分かれて守るべく、獣人軍には押されているけどそれでも必死で生きていくことを決意したリリゼットにとってみれば、その頑張りが無駄ですよと言われるのは極めてつらい話ですね…。
女神アルタナに関わる物語のヒロインは、大体例外なく過酷な運命が待ち受けている気がします。


『ヴァナ・ディールの星唄』のヒロイン、イロハ。
歴代ヒロインの中で最も過酷な運命を背負っているには違いありません。まず「濃霧を超えた泥海のごとき闇」に覆われた未来において生き残った人間がイロハただ一人。そんな未来を変えるべく過去にやって来るも「この時代に居てはならない存在」であるため、現代世界のプレイヤーと会った後もたびたび世界から拒絶され死んでいることが発覚します。そのたびにフェニックスの加護をもって生き返るもののそれは身を裂かれるほど痛いことのようで、それでも「未来のひとりぼっちよりはマシだ」と言って耐えている。

自身が身体的にもっと強くならなければいけないこと、またこの時代の人たちと絆が出来始めたことでその三途の川反復横跳びみたいな状態は落ち着き始めます。なおひんがしの国の侍・テンゼンとくノ一・カゲロウの娘であるらしいことが今回でそれとなく示唆されており、バトルでNPCとして参戦する際に用いるウェポンスキルもテンゼンと同じ天つ水影流。テンゼンと違うのは学者専用の白魔法オーラなんかも使える点ですな。


登場するは歴代ヒロインばかりではありません。先に挙げた鉄巨人アレキサンダーのほか、冥路の騎士オーディン、神獣アトモス、霊獣ディアボロスとフェンリル、『アドゥリンの魔境』で登場する不死君バラモアも登場。


更には『ジラートの幻影』『プロマシア呪縛』で登場した古代人グラビトンベリサーチも三度登場。


『プロマシアの呪縛』での最重要キーキャラクター・古代人セルテウスに至っては今回も極めて重要な立ち位置にあり、プロマシアミッション以後について触れられています。ひんがしの国に大きなクリスタルは無いのに、未来から来たイロハはひんがしの国に大きなクリスタルがあると言っているその矛盾点もセルテウスが鍵を握っているのです。

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現役でなくても過去それなりにFF11をやって来た人なら、この強烈なオールスター感が只事でないのは画面写真だけでも伝わるかと思います。各拡張ディスクからこれだけのキャラがまとまって出て来たシナリオは過去になかったのです。

“シナリオに組み込まれていない” 他プレイヤーとの出会いがありドラマがあり、それと “用意された” シナリオが合わさって出来た唯一無二の想い出。それを今回は「過去やって来た冒険には、シナリオだけじゃなくてプレイヤー個人しか持ち得ない想い出もありましたよね?」と前提にしてシナリオを組んでいる節があり、だからただの懐かしのキャラが再登場しましたーとかいう程度の印象じゃないんですよね。もう昔の色んなもの思い出してしまう。
「あの頃大変だったな! おう、また手伝うぜ」みたいな持って行き方が出来るのは、14年間拡張ディスクの発売を重ね物語を紡いで来たからこそだと思います。





そうこうしている間にも現代世界にも侵食は進み、聖地ジ・タに続いて古代人が作った空の浮島トゥー・リアも「過去も未来もない」エスカ化。
ここで戦うことになる不死君バラモアが、バトルとしての今回のハイライトでしょうか。一応、今回のミッション進行でフェイス召喚が5体(=ソロで6人PT)まで行けるようになったので、それとIL117のユニクロ装備があればソロで進行は可能です。



時の狭間で出会うことになる「クリスタルの戦士からいずれ光の戦士となり、世界が求めるゆえに戦士の枠を超えた」未来のプレイヤー自身。そこに至る経緯には何があったのか。
ヴァナ・ディールの未来は変えられるのか。敵対する無の使者の正体とは何か。完全新規とされる最後のエスカエリアとはどのような場所なのか。

あと1回の大型バージョンアップでこの物語は完結します。そしてその時がFF11自体の、最後の大型バージョンアップを迎える時でもあります。14年の集大成の完結はもうすぐそこに。
最後の大型アップデートは久々に有給取りたいなあ…。

それからのヴァナディール[星唄 接触編]

5月 31st, 2015 No Comments »

■ファイナルファンタジーXI 公式
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拡張ディスク「アドゥリンの魔境」が発売されるとほぼ同じ頃から再び休眠していました。
ちょうどこの頃に業務負荷が上がり始め、また休日に差し込まれる用事も増えて「平日に準備して休日に身内でまとめてやろう」といったようなことが厳しくなってしまい、それは今でもあまり変わりはありません。しかしそうこうしている内に、FF11始まって以来の大ニュースが発表されます。

■14年におよぶ物語は最終章へ 『ファイナルファンタジーXI』開発者にヴァナ・ディール プロジェクトを訊く
http://www.famitsu.com/news/201504/09076211.html

これが最後。
運営自体は続くけど、仕組みとして新しいものは以後提供されなくなる。もちろん新しい物語も。後に続くのは変化のない、いつか閉じる黄昏の時代。
賢明に判断するなら、先がないものに付き合う必要はありません。終わるのわかってるんだから時間の無駄だし、未来ある方へ進むべきでしょう。でも自分がFF11で残して来た思い出はちょっと強すぎて、割り切ることが出来ずおよそ2年ぶりの再開。


こちら今回のヒロイン、イロハさん。未来のひんがしの国出身。
彼女が冒険者へ弟子入りして暫くした頃、ヴァナディール全体を「濃霧を超えた泥海のごとき闇」が包み、人も神もなすすべなく世に終焉が訪れたとのこと。それを嘆き悲しんだ女神アルタナが、イロハを過去の世界に送るところから物語は始まります。

この未来分岐を巡るパターン、初めてではありません。過去に二度、大きな分岐点を冒険者は経験しています。
ひとつは拡張ディスク「プロマシアの呪縛」最終決戦にて、男神プロマシアに勝った世界ヴァナディールと、負けた世界アビセア。「禁断の地アビセア」「アビセアの死闘」「アビセアの覇者」では、パラレルワールドを飛び越えて助けを求めに来た声に応え、似て非なるもうひとつの世界を救う冒険に出発します。
もうひとつは拡張ディスク「アルタナの神兵」で語られた真実。ヴァナディールという世界は本来20年前の水晶大戦で獣人軍に敗北(黒き未来)しており、それを悲しんだ女神アルタナが過去に干渉し水晶大戦に勝利した「白き未来」へと改変させます。つまり冒険者が活躍する白き未来側は偽史だった。でもそんなことしちゃったもんだから黒き未来の人らが消えることになって「こっちが正史なのに!」と未来争奪戦を繰り広げたのでありました。

今回の「濃霧を超えた泥海のごとき闇」というのは何となく、ヴァナディールのサーバが未来において閉じることに引っ掛けているメタ展開のようにも感じます。

「世界を滅ぼす闇が訪れる未来は既に決まっている。でもその闇と戦う未来はまだ決まっていない」
「普通の戦士は皆、その旅の半ばで疲れ、諦め、足を止めてしまった。しかしあなたは歩み続ける強さを持っている。何度か立ち止まったとしても…」

これらはそのまま、現役者・引退者に置き換えることが出来やしないでしょうか。なんていうかこう、グサグサ心に刺さりますね…。

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さて、復帰にあたり頭を悩ませるのが「人」と「装備」ですが、これらについてはこの2年で驚くほど利便性が向上したようです。
まず人。フェイスという魔法が追加されました。


画面写真見れば一目瞭然、これを使うとNPCが呼べます。キャンペーン限定配布キャラがかなり多いものの、それ以外で今から集められるだけでも30キャラ前後は獲得可能。ナイト盾・忍者盾やトレハン持ち、詩人、狩人、白魔、黒魔などなど冒険に最低限必要そうなジョブは大体揃っており、しかも思考ルーチンが賢い。詩人とか、マーチの効果が切れるそのタイミングでちゃんと次をかけ直してくれたりします。
通常設定で3人まで、今回の「ヴァナディールの星唄」第一章を進行させることで4人まで…つまりソロなのに5人PTまで組めちゃうわけですね。経験値はソロ扱いのままなので、火力や持久力がいきなり数段上昇したようなものです。

次に装備。すごく雑に装備の一例を挙げると


拡張ディスク「アドゥリンの魔境」時代を知らないと「なんだこれー!?」みたいな強烈なプロパティの数々、これらがほとんど労力なしで入手可能です(もちろん後衛向けセットも有)。
エミネンス・レコードなる、敵を○匹倒せとか目標を達成すると専用ポイントを獲得出来るシステムが実装されていて、これらの装備はそのポイントを交換することで得られるものになっています。で、そのポイントを稼ぐ中にアチーブメントの項目が用意されていて、ここにはどのジョブを○○まで上げた・ミッションをどこまでやった等のようなものがいっぱい。これを過去の栄光じゃーとばかりに片っ端から解禁させていくと、上記のような防具と武器をセットで揃えるくらいには余裕で賄えてしまうのです。それこそ知ってれば復帰15分でも可能。

これだけ底上げされれば、過去に実装されたコンテンツ程度であればオフラインRPGに近い感覚で遊べてしまいます。例えば、


発売当時休眠期間中だったので全然進んでいなかった拡張ディスク「アルタナの神兵」のミッションが、3日程度でコンプリート出来ました。負ける要素がどこにも見当たらないくらいの楽勝さ加減です。


大昔は70人とかで突撃し集団行動で攻略していた裏世界デュナミス。4年前に仕様が変わって少人数やソロでもアイテム集めが可能になりましたが、今はこちらの装備が強すぎるためフェイス呼び出し不可ながらも恐ろしくカジュアルに。

といった感じで「人」と「装備」は、他人の手を煩わせることなく一定の水準までは簡単に引き上げることが出来ます。「ヴァナディールの星唄」も開発曰く推奨アイテムレベル117だそうで、上記でもう達成されていますね。それほど「今から出来るかなあ?」と悩む必要はあまりない感じです。
復帰のしやすさで言えば、Lv75時代よりもアビセアLv99時代よりもよほど敷居は低く、むしろ今こそが復帰最大のチャンスとまで言えるような気がします。そりゃまあ、最新バトルコンテンツまで行ってしまうと多少の装備充実は頑張らないといけないのでしょうが、そこまでしなくても出来ることがかなり増えている。

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本来は、MMORPGでひとり遊びが出来過ぎてしまうことはあまり良いことではありません。多くの人が同じ世界の上で生きている意味がなくなってしまうからです。でもFF11は「それはもういい」んじゃないでしょうか。今まで十分過ぎるほどに他人との協力を要するコンテンツが山のようにあり、何よりこれからはPTが組みづらくなっていくことでしょうから、これでいいんだと思います。
長い蓄積と調整の果ての着地点としては「悪くない」。それが星唄復帰でのファーストインプレッションです。


今から干支一回り以上前、駆け出しの冒険者だった頃。
ウィンダスを飛び出し、船を襲うモンスターに怯えつつ辿り着いたラテーヌ高原で初めて見た虹。コンシュタット高地に溢れる緑。ザルカバードの厳しい自然。世界が生きていることに心の底から感動し、「この世界が閉じるのをきっと見届けよう」と思ったことを強く覚えています。今に至るまで休眠から復帰の原動力は毎回それです。当時感動した自分を裏切ることはどうしても出来なくて、こうやってまた戻ってくる。

昔ほどの活気は無いかも知れません。でもよくよく考えてみれば最初の冒険も自分1人、今の活動も1人。当時と違うのは移動出来る範囲も、出来ることもとても増えたこと。
拡張データディスク「アルタナの神兵」ウィンダスクエストのエンディングでは、こんな一節があります。

身果て、魂つきようとも、
想いと記憶は、大地に還り
世界はいつまでも、君を覚えている。

歩けばそこには、思い出が大地と共に。何度も何年も往来した場所にはその時々にドラマがあって、大地が道順さえも手に思い出させてくれる。いつまでも覚えていてくれる世界は、まだ閉じてはいません。
今なら、昔出来なかったことが色々出来そうな気がしてきます。というか実際に出来ます。残された黄昏の時代を思い出と共に生きるのも悪くない。そんな風に思うのです。それだけのものをヴァナディールはウチにくれました。思い出を糧にしたくらいじゃまだお釣りが来てしまうくらいには。

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もし少しだけでも、ヴァナディールに思い残すところがあるのなら。
おかえりと言ってくれる人は残っていなかったとしても、覚えていてくれている世界はまだ待っています。

酒保鳳翔さんへ行ってきた

6月 22nd, 2014 No Comments »

◼酒保鳳翔
http://syuhohowshow.tumblr.com/

ある日唐突に学生時代からの友人より「鳳翔さんち行こうぜー」と誘いを受け、予約を取り横須賀は酒保鳳翔さんへお邪魔して来ました。
この居酒屋さん、今年2月に営業を始めたばかり。横須賀で空母の名前を冠する居酒屋と言えば信濃さんが有名ですが、新たな名所がまたひとつ増えたわけですね。




お店があるビルの入り口にはこんな看板が。そのまま階段を上がって行くと…。


どうやらここの様子。


ズゴゴゴゴ…。
扉を開くと、そこには所狭しとグッズやらポスターやら色紙やらが飾られた素敵空間が広がっていたのです。




天井を見上げれば時雨水のポスター(時雨水自体は2014.06.21現在品切れ)が。たまゆらのポスターは、あれの第1話で汐入が出て来たからですね。艦長(店主)さんは地元が横須賀だそうで、飾ってあるのは艦これだけではありません。
時計は島風ですが、普通の速さで針が進んでいます(当たり前)。


バケツも甲板もあれば連装砲ちゃんも。
お店はあまり広くはなく、普通に座ると8人分。よくある形態のバーor居酒屋そのまんまです。それで四方至るところにこうも飾られているので、かなりの異空間ぶりを醸しだしております。
ウチ個人の印象としては、扉を開けてこの光景を見た時に「あ、これはまた来よう」と。素晴らしいです。完全勝利Sってやつです。






繰り返しますが、営業開始からまだ4ヶ月。それでこの色紙の数とは何という愛され具合。というかこれ以上増えたら色紙は一体どこに…?


もちろん、カウンターの向こうにも色々飾られています。





お酒は大半が艦艇の名前が入っている銘柄を集めており、知ってたものもあればそうでないものも。酒匂川は結構飲みやすかったなー。





メニューも艦艇にちなんだもの。島風や雷、五十鈴など。アイスはもちろん間宮さん。
これがですね、毎日の仕込みが相当しっかりしていて、とてもおいしいのです。量的にはややサービス気味な部分もあり、ここ来る前に信濃さんからハシゴしていた我々は実は微妙に食べきれなかったんですが、パックに詰めてお持ち帰りなんて事も可能ですよ。
家帰ってから残りを食べましたが、美味しさバッチリでした!


そしてこのお店にはテレビがあります。これだけ艦これに由来する物に囲まれてテレビがあったら、やることはもちろん、そう! 大型建造! そのためにわざわざノートPCを持ち込みました。艦長さんも「大型建造祭りですね、わかりました」。みんなやっぱりやるのね。
さあ来い! 大和来い!


なんでよりによってまるゆなんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
もちろんウチだけが資材を減らすとかそんなつまらない展開で終わるわけがなく、艦これプレイヤーの友人も巻き込みます。
\やーまーと! やーまーと!/


!? え、ちょ…。




本当に引き当てるやつがあるかー!!
まさかの展開に店内大盛り上がり。艦長さんに伺ったところ、大和をこの場でツモったのは初めてではないかとのこと。いやー、ほんとに出るもんなんですね。都市伝説じゃないんですね。

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などとまあ騒いでいるうちに、2時間の時間制限がやって来てしまいました(この店の居酒屋営業は2時間入れ替えの夜2部制なのです)。
こんな楽しい飲みあっていいんだろうかっていう、とても素敵な時間と空間。自宅から横須賀はちょっと遠いもののそこそこ行きはしているので、また次横須賀行く際にはバー営業の方も是非お邪魔したいなと思っています。本当にありがとうございました。

気になる方も、是非どうぞ!